桜降る代に月の影

ふるよにのアレコレ

【天音杯】本戦簡易じゃないレポ【桜降る代に決闘を】

こんにちは。テトまるです。

天音杯本戦に参加してきました。狙うは当然優勝で、本戦のために結構準備をして考えてきましたが、結果は残念ながら3勝2敗で結構落ち込んでます。ただ、これは自分の実力不足と運の無さの結果であり、3柱自体はかなり強いものを持ち込めたと自負しています。

 

使用した三柱はユリナ、チカゲ、アナザーウツロ です。

刀毒塵の強さとか至るまでの経緯とかは備忘録的なものを後で別にあげようかなと思ってますが、とにかくやりたいことは単純で、ただ月影落をあてます。月影落込みのリーサルで、よっぽど手札が悪くても+斬で5点、柄打ちも込みで6点、一閃なども絡めばもっと伸びます。相手の再構成も考えると実は道中で与える点数は2-3点でよく、斬を使えば容易く達成できます。リーサルが高いということは序盤に相手に無用なフレアを与える必要性がないということであり、それは防御力に直結します。しかし勿論こちらもフレアが必要なので、相手の攻撃は積極的にライフで受けることになります。なので必然的に2巡目ぐらいでこちらのライフは雀の涙になりますが、その瀕死の状態でもなかなか死なないのが刀毒塵の魅力で、なぜなら相手はフレアがない上に、手札が汚染されている状態で遁術+叛旗+浦波を突破するか、手札はあっても壁+虚偽+浦波を突破しなければならないからです。そんな感じでライフ差はつきますが、圧倒的なフレアで最後に5-7点程度のリーサルを出して勝利することができます。

これまでの話は全てユリナが帰ってくる前提で話していますが、まあ好き好んで毒塵を返す人も少ないでしょう。なんなら帰ってきてもその圧倒的パワーは今更語るようなことではないと思います。基本的にはユリナ@1はサリヤ以外にならどんな組み合わせに対してでも5分以上に戦えるので、サリヤがいないのならば毒塵で勝てる組み合わせを返せばいいと考えていました。

それ以外にも色々考えてはいましたが、それはまた別の記事でかけたらいいかなあと思います。以降対戦レポです。

 

1戦目   vsヘリング・ライブさん  刀扇(忍)

初戦は刀扇忍。(古)刀扇Xは仮想敵の一つで、刀扇を返せば叛旗か虚偽が確実に相手の対応を止めてくれるので、圧倒的有利マッチです。刀扇を返すと、帰ってきたのは刀毒。正直刀塵かワンチャン毒塵だと思っていたので良い意味で予想外でした。構築は斬一閃柄打ち毒霧毒針飛苦無遁術、切り札は浦波月影叛旗です。ムキムキですね。

試合は、相手の攻撃を全てライフで受け、致命的な打点は遁術で回避。そんなんこんなでライフが2:6になりますが、こちらのフレアは12。相手のオーラも4だったので、叛旗遁術浦波月影飛苦無で6点リーサル。

 

2戦目   vsヴェルさん  古爪(忍)

(古)刀爪Xも検討済みのマッチです。相手はゲージを上げるためにユリナの攻撃を振らないとダメなのでそれを全てライフで受けて風10溜まる前にリーサルを出せば勝ちです。帰ってきたのはまたもや刀毒。1戦目と同じように組み、毒針の枠に圧気を入れます。圧気は相手に攻撃をさせるカードです。フレアをためてくれてありがとうと言いながら相手を殺します。一応圧気展開中に対応遁術といえば相手は後退をするしかないので、それでもゲージを遅らせることができます。試合は、素直に前進して攻撃札を打ち合う展開。相手は風10を目指しつつ、気持ち風多めの風雷両上げでゲージを上げてきました。相手の風ゲージが8くらいになったところでこちらのフレアが溜まり、再び2:6程度のライフ差から、叛旗柄打ち浦波月影落斬まで。

 

3戦目   vs弛緩毒のさんたさん   古爪(絆)

2戦目と同じく古爪Xなので、古爪を返す。帰ってきたのはまたもや刀毒。これで3戦連続です。なのでこちらは2戦目と同じデッキを組み、試合に臨みます。

さて、試合は初ターンに相手が足捌き癇癪玉!2ターン目に呼び声、3ターン目アグロ再構成。ゲージは風3。これは風ガン上げ構築です。それならこちらは、風10溜まっても良いのでそれまで相手が無理なムーブをする間にライフ差を付け、足捌きと癇癪玉という弱い札を入れていることによるリーサルの低さをついて粘り勝ちを目指します。結局その狙いは悪くなく、相手は圧気遁術に対し、後退を選択してリソース差がつく状態に。そして相手はオーラ0にして弛緩毒を飲んで無理やりゲージを10に持っていきますが、それに対して一閃を叩き込む。ライフは7:4ぐらいです(流転欲しかった...)。あとは相手がオーラを立て直す間に通常札を振りつつ、月影に天狗道吐かせたら浦波こみでリーサル届かなくて勝ち...だと思うんですがね?今思うと。

ここで自分は何を思ったのが、3宿しから月影落!これに対してあちらは当然天狗道。天狗道を吐かせることには成功し、弛緩毒もあるものの、こちらのオーラが1しかない状態で間合い0へ。これは本当にプレミで、そもそも次のターンにリーサルがないのは弛緩毒で確定していて、相手オーラも0なんだから、急ぐ必要性が全くなかったです。そして、次の相手のターンは当然しゃがまれますが癇癪玉を打たれてオーラも0に。その次の自分のターン。相手のフレアは5、ライフは2、こちらのオーラは0、フレア1という最悪の状況です。一応ライフは6ありますが、相手の打点も相当です。そして、遁術も引けていません。迷いに迷った結果、次のターンのリーサルを残すために斬と柄打ちを手札に残しながら2纏でターンを返します。実はこれもプレミで、今は防御を優先してせめて斬は伏せるべきでした。ここで、相手は風魔旋風。先ほどの2纏いは風魔旋風を2回オーラで受けることを目的としていたので、ここはオーラ。ここで、相手が絶望の柄打ち。ライフで受けるしかありませんが、こちらのフレアが1なので浦波をちょうど構えられない上に、風魔纏開風魔旋風で2/2を飛ばされます。そして残りライフが3なので乱打で終了です。なんかプレミのオンパレードといった感じで、そもそも柄打ちの存在を忘れていたのと、浦波を構えるために旋風をライフで受けろよという話で、もう本当に間抜けでした。

そもそもの話、相手の攻撃を日和らずに全てライフで受ければ風10溜まる前にリーサルが取れるはずなんです。だから、圧気の後に遁術で相手の攻撃を回避するのはプレミだし、そのムーブをするならそもそも圧気じゃなくて毒針にするべきなんですよね。しかし、相手の予想外の風ゲージの上げ方に少しビビってしまって、もし相手の攻撃をライフで受けまくってその上で風10溜まったらそれは確定で負けなので、上記の方針に切り替えてしまいました。まあそれはそれでムーブとして筋は通っているのですが、それならそれであの無理やり月影は頂けないです。その後のリカバーもひどいので、言い訳のしようもないです。ちょっと全国の雰囲気に飲まれていました。反省してもしきれませんが、相手のプレイングも非常にうまかったのでこれが実力って感じです。

 

 4戦目   たたりさん  忍傘(古)

3戦目プレミで負けてかなり落ち込んではいるものの、まだ表彰とタロットがあるので一旦気持ちを切り替えて試合に臨みます。相手のメガミは古忍傘で、一応忍傘Xは返せるようにしてきたので忍傘を返します。感覚的には五分ぐらいのマッチですが、本戦前の3日間ずっと忍傘と古戦を倒すためにシミュレーションしており、相手は刀毒塵の検討は絶対にしていないはずなので、そのリテラシーの差で勝てると思いました。帰ってきたのは毒塵で、これは内心勝ったと思いました。対忍傘のボトムは刀塵で、これだと結構シビアな試合になりそうだったからです。 しかし、毒塵なら終焉の影が蘇ってさえしまえば試合はひっくり返らないでしょう。

さて、 肝心の構築ですが、相手が中空みかはらなら勝手にダストを吐いてくれる上に毒で傘回しやしこねこが抱えられないのでまず勝てると思い、クリンチ対策気味にデッキを組みます。毒霧、毒針、飛苦無、かげはね、蝕み、刈り取り、影壁。切り札は残響装置と滅び毒、それとゆらりびや熊介をケアしやすい虚偽を選択しました。

試合が始まり、相手は後攻2ターン目にみかはらで打点を取ってきます。壁でいなしながらしゃがみ、先行4ターン目にかげはねから飛苦無蝕み刈り取りを振ります。飛苦無がライフに入ったので残響装置と滅び毒を開け、ダストが12個に。蘇りはしないものの、相手の次のドローは1枚なのでまあ次かその次のターンには蘇れるだろうという算段。ここで、相手は再構成から設置影菱。自分のオーラは4なので次のターントップ鋼糸なら裏目だが1/7なのでまあ許してオーラで。これでダストが14個になるので、相手は回収しきれないと思ったからです。そして、相手は離脱壬蔓はらりで打点を取り、天才のトップ鋼糸でもう2点取られました。まあ飛苦無がライフに入ってるから許すか、と思いながら変身し、来タレロックをかけます。相手は麻痺毒を吐き、1リソで纏うか離脱みかはらしかできませんが、それを虚偽で止めつつ、来タレを打ち続けます。さて、こちらのフレアが4ライフ2になったところで万象を打ち、次ターン再構成から来タレ宿し望我で、その次のターンに万象か静寂を打って勝ちのプランを取ります。しかし、ここで、この万象を打ったまさにそのタイミングでトップ設置影菱を当てられます。他のターンなら2纏で返せるのになんでこのターンなんだと思いつつ、自分のライフが2なのでみかはらを見越してオーラで受けます。静寂を伏せられ、そして離脱みかはら。これをオーラライフで受けます。しかし、まだ勝てます。焦燥オーラ2個で、来タレを持ちながら集中で前進宿しで望我を開け、次のターン再構成で万象と静寂を引いてこれるのでどちらか打って勝ちです。相手の保有結晶は3しかなかったので、次のリソースで3纏されても万象が受かりませんし離脱纏後退は静寂が受かりません。流石に勝ったと思っていたら、ここで相手がデッキ6枚からトップ2枚で傘回しを引き込みました。くるりみをまだ使っていなかったので(くるりみ自体は保有結晶の数は変わらない)くるりみかさまわしから保有結晶が7に。万象が受かってしまいます。オーラ5なので静寂も受かります。次のターン、絶望しながら静寂で5纏しますが、間合い4に行かれてやることがなくてそのままみかはらで負けです。

すごい未練たらしくなってしまいましたが、それぐらい精神的ダメージが強かったです。本当に1%未満の負け筋を綺麗に拾われてなんでめっちゃ凹みました。3戦目も運で負けているならまあ今日はそういう日で終わらせられるんですが、3戦目プレミで落として、4戦目運で落としたのでかなり絶望しました。あまり運負けだーと声高に主張するのは好きではないんですが、今もどこかに発散しないとやってられない感じで、対戦相手のたたりさんにはとても申し訳ないと思っています。

ここで2敗して、ドロップしても良かったのですが、あまり楽しくドラフトとかTRPGとかをやれるテンションではなかったので、勝ち越しを狙って5戦目へ。

 

5戦目   tekitさん   古書(戦)

同郷マッチですが、おそらく試合したことない?ともかく、古戦書を渡されたので、検討してきた古戦を返しても良かったんですが、古書の方が対処しやすそうだったので古書を返す。帰ってきたのは本日4回目の刀毒でした。しかし、このマッチは攻撃にも防御にも叛旗がぶち刺さるので、1戦目と同じく赤札いっぱいにプラス毒霧、切り札は月影叛旗浦波です。

対戦が始まり、詭弁2回、立論の山焼き2回、斬を一回打たれて、かなりのライフ差がつく。しかし中盤に斬と飛苦無をライフに入れ、リーサルに柄打ち浦波一閃斬飛苦無月影落で深浦と扇動を踏み倒して4点削り取って勝ち。結局相手は扇動を構えるために幻覚毒を2回ほど飲まなければならないのでまあまず勝てるマッチだと思います。

対戦中、多分前の試合を引きずって酷い顔をしていたと思います。本当に申し訳なかったです。

 

 

さて、これで5戦終わり、結果は3勝2敗。結果的には勝ち越しですが、やはり研究と練習を重ねていたのもあって、満足はできていません。決勝トナメ卓などを見る限り、持ち込んだ三柱はとても環境に刺さっていたので、それを活かしきれてあげられなくて、使っているメガミに申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、モチベが落ちたかというとそうでもなく、むしろ早く次の全国に出たいぐらいです。やっぱり悔しいので、次はやっぱり全勝したいですね。

シーズン4では新しいメガミも解禁され、今から環境の変化が楽しみです。多分毒塵は禁止改訂来るんじゃないかなあと思っているので、もうこの三柱は使えないかもしれませんが、それはそれとして早く新しい環境でプレイしたいです。

改めて、天音杯に参加された皆さんお疲れ様でした。こんな駄文をここまで読んでいただいてありがとうございました。ではー

 

 

それはそれとしてこのウツロポストカードあまりにもエッッチでは?

f:id:hononono_eevees:20190331075427j:plain